TRIUMPH Tiger Page

 このWeb-siteは、個人的に運営をしているTiger愛好者のための非営利目的のsiteでありTriumph Motorcycles Limited社およびその関連会社の業務とは何ら関係のないものである。
 このWeb-siteに使用している一部画像は、他のWeb-site、書籍およびカタログなどから転用しておりますが、その著作権を侵害するもではありません。掲載に関して、問題のある画像がありましたら、メールにてご一報ください。即刻対応いたします。


Front Wheel Bearings

 黒虎2号も、走行距離46,500kmを超えたところで、フロントタイヤにガタが出てきた。大事に至る前に交換をすることになった。(2007.10.)
 交換パーツは、左右のベアリングと、ダストシール。スピードメータのドライブが付いているほうが大きなダストシール。

bearing001 bearing002
bearing003
大ダストシール(左上)、小ダストシール(右上)、
ガタがなかったベアリング(左下)、ガタ有りでばらしたベアリング(右下)。

 
 交換されたベアリングは、日本のKOYO製#6303RSだった。ガタが有ったのは、片一方のベアリング。早速ばらしてみた。
外側の金属で裏打ちされたゴム製のダストカバーをはずし、グリス付けの内側のボールを挟み込んでいるボール受けを糸鋸で切ってボールを取り出した。
 するとなんと鮫肌のボールが出てきた。今まで、いろんなボールベアリングを見てきたが、こんなに肌荒れのひどい状態のボールは初めて。
最初からこんな品質だったのか、それとも走行中にこうなってしまったのか? そしてボールの内側のレースがまたひどい。
半周ザラザラで半周テカテカ。完全に片減りしている。これも、元がテカテカなら分かるが、なんとなく元はザラザラで、削れてテカテカになったんじゃないかと思われる。
 
 

bearing004 bearing005
片減りしているインナーレース 鮫肌のボール(こんなボール見たことない!)

 

 はずしたダストシールは、スピードメーターのドライブが付く側の大きいものが、BJN-C2 55786で、反対側の小さい方がBJN-C2 35476と書いてあり、
共に黒色のゴム製だが、新しく取り付けられたダストシールは、青色でTCNY 35(小さい方)と書かれていて、明らかに違うタイプのものになっている。
何か不具合でもあって変わったのだろうか? 疑問は残るが、まあとりあえず治ったからいいか。

 その後、交換した1対のベアリングのガタのない方のベアリングもバラシてみた。まず、ダストカバーをはずすと、中はきれいなグリスが封入されていた。
先のガタが有った方は、グリスが真っ黒だったのと対照的である。そして、ボールもレースも皆無傷だった。
 やはり、ベアリングのダストカバーがなんらかの理由で変形して砂や水が入り込んで、長年の間に劣化してしまったのであろう。

bearing006
左が正常状態、右が劣化状態。






home