TRIUMPH Tiger Page
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Leakage of Coolant
一見、中古ユニットは健全に見えた。 | ゴム配管は、柔らかくバンドの跡がくっきりと ついている。 |
良く見ると、リザーバーへのオーバーフロー管 を繋ぐ継手が折れている。 |
ホースとはずすと、なんと継手部が変形して 不規則な楕円になっているではないか! |
すべての継手が変形。太い継手の変形が ひどい。 |
肉厚も薄くて頼りない。 | 普段見ることのない、ラジエターキャップ。 | 特に異常なし。 |
折れていた継手をとりあえず、代わりの継手を 取り付けておくことにした。 |
相手のホース径に合うか心配。→(結局は使 わず) |
継手の中に入れる補強に、メタルブッシュを何 サイズか購入。内面の潤滑層は削り落とした。 |
現物合わせで径を調整しなくてはならない。 黒虎2号改の状態を見てから判断する。 |
漏れた跡はあるが、場所が特定できない。 | なんと、エンジン側に行くラインの継手が砕け ていた。 |
他の継手もやはり、変形しているが、砕けては いない。 |
オーバーフローの継手も無事。ということは、 左半分は黒虎2号改の、右半分はドナー機の ハウジングを使うのが良いことが分かった。 |
ハウジングは、ボルト2本を外せば、簡単に 分解できます。 |
内部には異常なし。使えそうです。 | 新旧で微妙に違う、サーモスタット。ドナー機 の方(左)が、若干バネの戻りがよかったので、 そちらを採用することに。 |
変形した継手に、緩くなくきつくなく勘合させる ために、スリットを入れて微調整。 |
中の細くなる段まで挿入。ここは、ちょっとはみ 出る。 |
挿入後の直径は、ラジエターからのINで、 約φ22.5mm。 |
挿入後の直径は、エンジンへのOUTで、 約φ21.35mm。 |
挿入後の直径は、ラジエターへのOUTで、 約φ17.5mm。 |
そして、何とか「継手強化スペシャルユニット」 が完成。(2016/11/26) |