TRIUMPH Tiger Page
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けっこう最近のお話 |
14.1991年の夏、突然のチャンスが。ドイツの知り合いを訪ねることになったのだ。
この機会に、海外ツーリングをしない手はない。
数ヶ月の準備期間を終えて、8月13〜16日に南ドイツとスイスをレンタルバイクで941km走破することに成功。
借りたバイクは、トランザルプ600V。
海外では、免許の排気量限定がないので、公に大型に乗れるのが嬉しかった。
海外を走るスリルと感動は忘れられないものとなった。
ホテル泊の軽装旅行だった。トランザルプ600Vと。 |
当時書いた地図を元に着色+アレンジをしました。 | この時のツーレポは、 ’92.4月号に9ページに およぶ大作として掲載さ れた。 |
15.ドイツからの帰国後、自分のAX-1に乗ったら、原付に乗っているような物足りない感覚に襲われた。
そして、その秋にHONDAが、600Vと同じ車格にブロスのエンジンを積んだトランザルプ400Vを発売。迷わず購入。
AX−1は15万円で下取られた。国内では、400ccで十分満足、私には最高のパートナーとなった。
甲斐駒ケ岳あたり
16.そして、翌年の1992年に再びチャンスが。自己都合で転職をすることとなり、
余った休暇と退職金をつぎ込んで再び海外ツーリングへの道が開けた。
今回は、キャンプ道具一式持って行き、キャンプメインで計画。バイクは前回同様トランザルプ600V。
6月19日〜7月7日まで費やし、うちドイツ国内北側を約7日かけて2000km走破することに成功。
その雄大さたるもの、北海道と比にならない感動があった。
地図にない林道で迷った時だけは、いまにも木陰から狼が出てきそうな恐怖を感じてビビッたのを忘れない。
でも、この2年間で旧西ドイツ国内は南北制覇したことになった。
どうしても見たかった、北ドイツ地方の風車。 本当に、自分の視野が変わった旅だった。 |
当時の記憶を元に書きました。 |
17.そして、その後トランザルプ400Vは、10年間私のパートナーを務めることになった。
その間、私にとってトランザルプを越えるバイクは出現しなかった。
東北を中心に、高速で現地まで一気に行き、現地で林道を走るという、トランザルプの性能を思いっきり引き出した使用だった。
青森県尻屋崎燈台
それから、10年後2002年にトランザルプの不動の山は動くことになる。
(My Tigerの始めにつながるのだ)
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